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淀みのないココロ

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先月、小学校の家庭教育学級で父兄対象にキュービック&パステルアートをした。

その時、黄色とオレンジ2色のパステルで色を描いたNさん、
「このきれいな色を吐き出したら本当に吐き出したいモノがわかったので、もう1枚描きたい」
と、2枚目の画用紙の上に、黒に限りなく近い紫色と水色を使い描いた。

それは、どんよりとした曇り空に、もくもくと立ち上る工場の煙の様な絵だった。

完全ではないが、スッキリしましたと笑顔で話してくれた。

セラピストでもある彼女だが、
クライアントから得た情報はNさんにとってショッキングすぎて
いつまでも自分の中に残り、出て行ってくれないと言う。

自分の吐き出したいものは黒でしか表現出来ないと言われたNさん、
そのあと自宅に戻り、新しい画用紙の上を黒一色で塗りたくったそうだ。
結果、とても楽になり、気持ちよかったと話してくれた。

「体中をさらさら流れる血液の様に、心もため込んで淀むと苦しいから
こうやって時々はきれいにしないとね」とメッセージをプレゼントしてくれた。

今日、Nさんの後日談を聞き、思い出したことがある。

8年前、大阪の池田小学校で起きた児童殺傷事件。
たくさんの幼い命が奪われた。

事件から半年後、
色彩心理研究家が小学校でアートセラピーワークショップを開いた時の様子。

こどもたちが壁面に絵を描き始めて30分後、壁はどす黒い色に染まった。
それで何かを吐き出したように、次は美しい色で表現豊かな絵が生まれたそうだ。
心の老廃物排泄。そして再生という過程も大事・・と心理研究家は語っていた。

全ての人が必要とされて生まれてくるように
どんな色も役割をもってるんだなぁ。
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by marion49 | 2009-08-17 08:55 | 色のおはなし
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