「パステル画教室の作品展」が開催されています。 受付も近いので お互いの会場へお邪魔したり、お話したり 温かい交流があります。 私がカラーセラピストと知り、 自分の絵をみてほしい・・・という男性がおられました。 全体に彩度の高い赤を使った抽象画。 今までは青・緑ばかりの絵を描いていたそうです。 急に赤が使いたくなったのは何故なんだろう?と。 赤は外に向かうエネルギーがある色 そのエネルギーの強さから 積極的に物事に取り組める。 どんな思いで赤を使ったのか、訊いてみました。 「今までにはない前向きな気持ちで描き始めた。 人に見てもらいたい。 アピールしたい気持ちが出てきた」と。 穏やかに、冷静にご自分の気持ちを見つめ語ってくれました。 急に沸き起こった描きたい色の変化に 戸惑いながら描き上げた作品。 でも気持ちが描かせてくれたことを知り 改めてじっくりとご自分の絵をみつめておられました。 もやっとしていた心の景色が鮮明に見えたことで すっきりされたようです。 いろいろな「赤」がありますが この方の「赤」の絵は ストーリーや感情を 自由に選ばせてくれる優しさがあります。 赤にありがちな 攻撃的、威圧的な強さは無く 一歩踏み出したばかりの弱さも感じたくらいです。 こんなかたちで作者の方と色について語り合えるとは・・ 明日はどんな出逢いがあるかな^^
by marion49
| 2009-11-26 01:43
| 色のおはなし
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